Dear Origa

Dear Origa

ちょうど一年前。突然この世を去ったオリガ。

管理人がオリガさんを知ったのは、青の時代というドラマで流れていた「ポーリュシカ・ポーレ」でした。
その「ポーリュシカ・ポーレ」は、リラックス系のコンピレーションアルバムとして2000年に大ヒットした「feel」に収録されていました。
もともとポーリュシュカ・ポーレはロシア民謡として知っている歌だったのですが、
その青く透明で輝きに満ちた、まるで冬の朝の空気のように凛とした歌声に
「なんて美しい歌声なんだ!!」と感動したのを覚えています。

 

二度目の出会いは、ターンエーコンサートでのガブリエラ・ロビンの代役です。

ターンエーのコンサートをやるにあたり、MOONをやらないわけはない…
けど、ガブリエラ・ロビンが人前に出てくるとは思えない…
そんな観客の期待の中で、代役として現れたのがオリガさんでした。

最初は「誰??このガイジン??」という状態になっていた客席が、
次第に彼女の歌に聞き入り、日本語歌詞のMOON(月の繭)を
歌い始めた時の、会場の息を飲む音。

惜しむらくは、このコンサートの模様はダイジェストでしか
見ることができないことでしょうか。

このコンサートから3年後の2002年に、皆様よくご存知の
攻殻機動隊SAC主題歌「inner universe」が登場します。

何語か不明の歌詞に、強烈なメロディー。そこにのせるは天使のような歌声。
ものすごくチグハグなものを抜群のバランス感覚でまとめあげる。
初めてこの曲を聞いた時はあまりの衝撃にクラクラしたのを覚えています。

inner universeは、歌い手がオリガさんだったからこそ
完成しえた歌だった、と言っても過言ではないと思います。

七夕ソニックで、ビバップのELMを歌ったのも懐かしいです。
CDでは男性が歌った曲でしたが、オリガさんの優しい低音は、
世界のすべてを包み込むようでした。
嗚呼・・・この時に至ってはCDすら…ダイジェストすら
どこにも出ていないのですよね。(;ー;)

彼女の早すぎる死に、私は驚きを隠せませんでした。
まだまだ彼女の歌声を聞きたかったし、アルバム
「ERA OF QUEENS」以降の彼女の楽曲の変化
(進化?チャレンジ?)にも期待していたからです。
まだまだこれから、という時の、突然の知らせでした。

きっと、神様が、あまりにも彼女の歌声が美しいものだから、
天上の世界へ連れて行ってしまったのでしょう。

天上の世界は、今頃彼女の歌声で満ちているのかもしれませんね。